歴史教育シンポジウム

「歴史総合」をめぐって(8) 歴史総合・日本史探究・世界史探究の史資料を使う

   主催:日本歴史学協会

      日本学術会議 史学委員会

      日本学術会議 教育現場・社会における歴史実践と歴史認識に関する分科会

   後援:高大連携歴史教育研究会

日時:2024年10月27日(日) 13時00分~17時00分(予定)

ハイブリッド開催(対面・オンラインとも参加費無料)

対面会場:一橋大学(東キャンパス)東2号館2201教室

     対面会場へのアクセス(リンク先31番の建物)

要事前参加登録(10月26日〆切)

参加登録用ウェブサイト こちらからどうぞ

シンポジウムポスター

《開催趣旨》

このシンポジウムでは、昨年まで「歴史総合」について7回検討してきた。すでに歴史総合の授業が始まって3年目に入り、日本史探究と世界史探究の授業が始まって2年目になっている。歴史総合と日本史探究や世界史探究の教科書を見ると、従来の教科書に比較して、文字資料を始め、絵画資料・ 写真・地図・グラフや表などが、格段に増加している。しかし、その史資料の持っている歴史的意味や授業での使い方に関しては、教科書では必ずしも充分に説明されていない。 今回のシンポジウムでは、このような状況を受けて、教科書に掲載されている史資料を始めとして、教科書に掲載されていない史資料にまで視野を広げて、歴史教育における史資料について考えてみたい。充実した授業をどう作るかが歴史総合と日本史探究・世界史探究をより充実される鍵であろうと考える。

 

《次第》

司  会:高澤紀恵(国際基督教大学名誉教授)
    :久留島典子(総合研究大学院大学理事・副学長、日本学術会議連携会員)

開会挨拶:大橋幸泰(早稲田大学教授、日本学術会議第一部会員)
趣旨説明:鈴木 茂(名古屋外国語大学教授、日本学術会議連携会員)

報  告

藤波潔(沖縄国際大学教授)
「高校歴史系科目における史資料活用と教員養成」

戸川点(拓殖大学教授)
「日本史探究で歴史史資料をどう使うか」

五十嵐諒子(国際基督教大学高等学校教諭)
「歴史総合における史資料を用いた授業実践」

コメント

小田中直樹(東北大学教授、日本学術会議第一部会員)

閉会挨拶:若尾政希(第32期日本歴史学協会委員長、一橋大学特任教授・名誉教授、人間文化研究機構理事、日本学術会議連携会員)