主催:日本歴史学協会
日本学術会議史学委員会・中高大歴史教育に関する分科会
後援:高大連携歴史教育研究会
日時:2023年10月28日(土) 13時00分~17時00分(予定)
ハイブリッド開催(対面・オンラインとも参加費無料)
対面会場:一橋大学(東キャンパス)東2号館2201教室
要事前参加登録(10月27日〆切)
参加登録用ウェブサイト こちらからどうぞ
このシンポジウムでは「歴史総合」についてすでに6回検討してきた。歴史総合は2022年4月から授業が始まり1年以上が経過した。授業構想ではなく実際に授業を実施して、歴史教育の新しい側面の発見や逆に授業の困難も幾つか報告されている。今回は歴史総合が必履修科目である点に注目して企画した。歴史総合が学校教育で最後の歴史の授業になるかも知れない生徒に授業を行っている教員などに報告を依頼してみた。また、歴史総合や探究科目は、新しい試みであるために多くの現職教員は大学でその訓練を受けていない。これから教員になる大学生にどのような歴史教育を行っていくかを考えてみる必要があるだろう。3つの報告は、歴史教育の今後を考える貴重な素材を提供すると期待している。
司 会:高澤紀恵(法政大学教授・日本学術会議連携会員)
:鈴木 茂(名古屋外国語大学教授・日本学術会議連携会員)
報 告
吉嶺茂樹(札幌日本大学高等学校教諭)
「必修科目としての歴史総合―通信制、遠隔授業、そして普通科の高校で―」
井本幸輝(山口県立宇部西高等学校教諭)
「地域教材を活用した歴史総合の実践」(仮)
小嶋茂稔(東京学芸大学副学長・日本学術会議連携会員)
「『歴史総合・探究』の時代の歴史の教員養成のあり方をめぐって」(仮)
コメント
松本直子(岡山大学文明動態学研究所所長・日本学術会議連携会員)
閉会挨拶:栗田禎子(千葉大学教授・日本学術会議会員(第24・25期))