主催:日本歴史学協会・日本学術会議史学委員会高校歴史教育分科会
次期の学習指導要領において、高校における世界史必修を見直し、近現代史分野を中心に日本史と世界史を融合させた「歴史総合」を新たに必修科目として設けることが示されようとしている。日本の歴史教育におけるこの大きな転機を前にして、今日に至るまでの議論をふり返るとともに、来たるべき「歴史総合」の望ましいあり方について議論する。
日時:2016(平成28)年10月22日(土) 13:30~17:30
会場:駒澤大学 駒澤キャンパス1号館1-204教場 (会場へのアクセスはこちら)
高埜利彦(学習院大学教授 日本学術会議会員)
君島和彦(東京学芸大学名誉教授 日本学術会議連携会員 日本歴史学協会歴史教育特別委員会員)
中野 聡(一橋大学教授 日本学術会議連携会員)
君島和彦
油井大三郎(一橋大学・東京大学名誉教授)
暗記中心の歴史教育からの脱却―「歴史総合」新設を契機として―
近藤孝弘(早稲田大学教授 日本学術会議連携会員)
「歴史総合」の課題をドイツから考える―カリキュラム改革の差異をめぐって―
西村嘉高(青山学院高等部教員)
「歴史総合」のカリキュラム案―青山学院高等部での実践を踏まえて―
木村茂光(帝京大学教授 日本歴史学協会委員長 日本学術会議連携会員)